こんにちは、soratoieです。
キャンパー必携のアイテムであるコットも、数多くのメーカーさんから販売されるようになってきましたね。キャンプでの快適な睡眠は、楽しいアウトドア体験に欠かせません。
そこで今回は2wayキャンプコットをレビューします。ご紹介するのはwolfyok outdoorsさんから販売されている2wayコットです。
高価格帯・中価格帯もコットレビューした私ですが、こちらは安価な価格帯でハイコット・ローコットの2wayタイプとして使用できるコットです。手頃にコットを手に入れたいと考える方は選択肢の一つになり得るかなと思います。
実際にどのような商品なのかレビューしていきますので、ぜひ参考にしてみてください!
目次
wolfyok outdoorsは、アウトドアレーベルとして立ち上げた東京発のブランドです。Amazonで商品販売を行っていますが、自社管理の元で製造販売を行っており品質やサポート体制にも力を入れているそう。
wolfyok outdoorsが製造販売している2wayコット、カラーはブラック、オリーブ、ベージュの3色から選べます。
名前にもあるように2way仕様となっており、ハイとローの両方に対応しており自分に合った高さで使用できます。
テント内でローコットとして使う事はもちろん、ハイコットとして使えば地面の冷気や熱気の影響を受けにくくすることも。空いた空間は、荷物置きの空間としても活用する事ができて地味に便利。
コットシート素材には、600Dオックスフォードが使用されており、丈夫で耐久性があります。
フレーム素材には、超々ジュラルミン合金(A7075)が使用されており、軽量かつ頑丈。持ち運びも楽にできます。耐荷重は150kgまであり、安心して使用できます。
長さ×幅×高さ:190cm×67cm×[ハイ]38cm[ロー]17cm
収納時サイズ:55cm x φ18cm
総重量:3.8kg
耐荷重:150kg
コットシート素材:600Dオックスフォード
フレーム素材:超々ジュラルミン合金(A7075)
- 収納袋
- コットシート
- サイドフレーム×2
- ベースフレーム×3
- レッグポール×12
基本的にはHelinoxタイプのコットと同じ部品構成になってますが、この価格帯でもハイコットとして使うためのレッグポールがついているのは嬉しいですね。
では実際に組み立てていきましょう。
まずコットのメインのフレームとなるサイドフレームを組み立てていきます。
ポール同士はショックコードでつながっているので苦労することなくはめることができました。
次にこの組み立てたサイドフレームをコットシートのサイドにあるスリーブに通していきます。
斜めからサイドフレーム刺し通していくのは珍しいかも。
でもこの方がサイドフレームがスリープからはみ出しづらそうなので良いですね。
ただサイドフレームを差し込んでいくとスリーブの途中で空いている部分から抜けてしまうので、ここは苦労しました。
次にベースフレームをコットシートに組み立てていきます。よく方向を間違えがちなのですがW字になるように組み立てましょう。
ベースフレームのアーム部分はボタンを押して開閉する仕組みになっているので開閉しやすいのですが、素材感が若干安っぽく感じるのが気になるところ。
コットにアームをはめ込み、体重をかけてアームを閉じます。
このようにベースフレームをはめ込んでみましたが、女性でも苦労する事なくはめることができました。
どのコットでもベースフレームを組み立てるときに力が足りなくて苦労しがちな部分なのですが、このコットではそんなに力を入れる必要はないのは良かったです。
ただしその分コットの張りに影響する部分でもあるので、寝心地にも関係がありそう。
ここからハイコットにするためにコットレッグを取り付けます。
近しい価格帯のコットとは違い、接続部分の形状やポールの細さなどHelinoxのコットレッグに非常に似ている形状になっていますので高級感があります。
コットアーム部分にコットレッグを差し込む事でハイコットになります。
実際に寝てみました!
気になるコットシートの張りですが、強すぎず弱すぎずという感じで程よく包み込まれるような寝心地です。
寝心地は人の好みによりますが、あまり張りが強すぎると腰を痛めたりしてしまうので適度な沈み込みがあるのは個人的にはありがたい感じ。
デニールが高いほど密度の高い生地になり、一般的なコットでは300デニール〜600デニールの生地が多いです。このコットの生地には600デニールのオックスフォード生地が使用されており耐久性が高め。
またその割に張り感が強すぎないのはコットアームの位置も微妙に調整されているためかもしれません。
少しシートは沈み込みますが耐荷重は150kgもあるので、二人用のベンチとしても使えそうです。
そしてこのコットならではの特徴として、小物を収納できるスペースがあるのもポイント。スマホやメガネを入れたりする事もできるので、テント内での収納スペースに限りがある場合でも、このコットを使えば身の回りの小物もスッキリと収納することができます。
おやつのコアラのマーチだって入っちゃう!
wolfyok outdoors 2wayコットですが、商品の価格は定価12980円(税込)という事で、このタイプのコットとしては比較的手頃な価格帯だと思います。ハイ・ローを選択できるHelinoxタイプのコットとしては安価な商品なので、キャンプはじめたての方が取っ掛かりとして入手するには良いかもしれません
とてもコスパに優れているwolfyok outdoorsの2wayコットですが、実際に使ってみて気になる点も感じました。
プラスチックパーツにバリが多く見えました。もちろん使用には問題ない範囲ですが、全体的にプラスチックパーツについては素材感・作りとしてはチープに見えてしまいました。
おそらく価格と製造コストがそれに転化しているため、価格帯的にはやむを得ない部分なのかなと思います。
また頭部付近のコットの張りが少し弱いように感じました。全体的に張りが強くないのはこのコットの特徴とも言えるのですが、沈み込むタイプの寝心地なので気にする人は気になるかもしれません。
とはいえ寝ている写真を見ていただければわかるように、睡眠に影響を及ぼすほどのものではなく人の好みによって分かれる範囲かと思います。
気になる人は枕やピローを用意してもいいかもしれませんね。
以上、wolfyok outdoors 2wayキャンプコットのレビューでした。価格帯的には手頃で初めてのコットとしては選びやすいコットだと感じました。
ただ、プラスチック部品について素材感・作りとしてはチープに見える部分があるため、そこはぜひ今後改善して欲しいところです。しかし、コストパフォーマンスの高いキャンプコットとしておすすめできると思います。
皆様のアウトドアライフに役立つ軽量コット選びの参考になれば幸いです。