こんにちは、soratoieです。
キャンプが好きな人のあるあるだと思うのですが、キャンプをきっかけとして色々な分野に興味が派生していく事がないですか?
人によってはそれがカメラだったり、コーヒーだったりと色々あると思うのですが、キャンプ料理もそこに含まれると思います。
私も多分にもれずキャンプ料理に憧れを持ち、それに関わるキャンプギアを集めようと思い立ったものですが、その中でも買うかどうか非常に迷ったギアがありました。
絶対めんどくさい、でも憧れる!
皆さんも身に覚えがないでしょうか。
そう、ダッチオーブンです。
目次
私もダッチオーブンを使ったワイルドかつ美味しそうな料理に憧れました。
だって煮て、焼いて、蒸して、揚げて、炒めて、燻す事ができるんですよ。
その上、鋳鉄による保温性も抜群と来れば言うことなしです。
そこで、いろいろなダッチオーブンを調べてみたのですが調べれば調べるほど以下のような点が気になってしまいました。
- 重い
- 大きい
- 手入れが手間
基本的には鋳鉄製が多いため重く、サイズも大きいものが多いです。
そして鉄の食器はサビないようにするために、使い終わったあとに油を塗るなどしてメンテナンスが必要です。(育てるという醍醐味でもありますが)
でもせっかく買ったのにキャンプでしか使わないし、無駄に大きくて場所だけ取って困る。
そして最終的に食器棚の奥底にしまわれて何年も日の目を見ない・・・そんな状態になることが予想されました。
実際、奥さんにも絶対そのうちめんどくさくなって使わなくなるでしょ?と言われたものです。
それは良くない。実に良くない。
という事で、最終的に行き着いたダッチオーブンがスノーピークのコロダッチでした。
私のようにダッチオーブンの大きさや重さにデメリットを感じるような人であったり、少人数での扱いに適したサイズのダッチオーブンとして作られたのが、スノーピークから発売されているコロダッチシリーズです。
玉ねぎ一個分の大きさであるコロダッチポット、バナナや魚がちょうどよく入るサイズのコロダッチカプセル、レタス半分くらいの大きさのコロダッチオーバルの3種類がラインナップになっています。
結論から言うと、私のダッチオーブンに対して抱いていた懸念・デメリットに対して、コロダッチは8割方解消する事ができるギアでした。
- サイズが小さいので手頃に使える
- 軽いので持ち運び簡単
一方で、小さいという特徴はデメリットにもなりえます。
- 大勢に振る舞う料理には向かない
- スープなど量が必要な料理には向かない
- 鋳鉄製なので手入れは必要
私は大勢でキャンプする機会がないので、特に小さい点はデメリットにはなり得ませんでした。多くの友人とワイワイキャンプするような場面には向かないかもしれません。
また鋳鉄製であるためメンテナンスは必要です。
個人的には、家族のおかず一品がつくれるくらいの大きさのコロダッチオーバルが、小さすぎずちょうどよいのでおすすめです。
ここからは私の購入したコロダッチオーバルについて詳しくご紹介していきます。
サイズ:242×160×89(高さ)mm(リッド/ 242×160×29(高さ)mm 、ポット/242×160×63(高さ)mm)
満水容量:リッド/430ml、ポット/1,130ml
重量:2.6kg
付属品:本体(収納ケースは別売)
- リッド(フタ部分)
- ポッド
フタ部分となるリッドと、本体であるポッドの2つで構成されています。
鋳鉄製なのでそれなりの重さはありますが、それでも合計で2.6kgなので一般的なダッチオーブンに比べたら雲泥の差です。
ちなみに収納ケースは付属していないので、そのまま持ち運ぶのが気になる人は別売りの収納ケースを購入する必要があります。こういうところが商売上手ですよね、スノーピーク。
リッド(蓋)部分にはsnow peakの文字とMade in Japan の文字が刻印されています。
堂々としたアピールのように思えますが、意外と全体が黒で統一されているのでそこまでアピールされてる感を感じません。
このフタ、実はフタとしての機能だけではなく鉄板として使えるんです。
裏面に波のようにリブ加工が施されているので、肉を焼いた時に肉の油を落としたり、焼き目をつける事ができます。
こういうちょっとした工夫がありがたい。
野菜と一緒に焼いて、二人分ならちょっとした焼き肉もできます。これくらいのサイズでも十分。
一枚肉であればこんなに美味しそうに焼くことができるんです。
美味しそうに見えなかったら私の写真の腕です。ごめんなさい。
ポッド部分の深さは63mm。私の短い人差し指がすっぽり入るくらいの深さです。
必要な深さはあるので、ズッキーニや玉ねぎを半たまを2個いれたりと、そこそこな量の野菜を入れても十分に入ります。
ダッチオーブンは鋳鉄の保温性とその密封性から、素材の水分・旨みを凝縮させた料理を作る事ができます。焼き野菜が実に美味しいんです!
コロダッチも鋳鉄製のダッチオーブンになるので、ノーメンテナンスというわけにはいきません。
ただサイズも大きくないのでそこまで手入れは難しくありません。
汚れを落として、火にかけて空焼きをして植物油を塗るだけ。
植物油がコーティングの役目を果たします。
オリーブオイルでもいいですが、不飽和脂肪酸を含むベニバナ油や亜麻仁油がコーティングに向いているのでおすすめです。
ちなみに手軽に使えるダッチオーブンの選択肢として、他にもSOTOのステンレスダッチオーブンもあります。
これは一番小さな8インチサイズでもコロダッチオーバルより大きいのですが、ステンレス製となっています。
つまり最初のシーズニングや使用した後のコーティング不要でガシガシ洗って使えるんです。
もしサイズは少し大きくてもメンテナンスの手間の方を省きたいという方は、そちらを検討してみても良いかもしれません。
ダッチオーブンにも手軽に使える物があるという事でご紹介させていただきました。
キャンプ以外のシーンで、普段の料理でもアップルパイや焼き芋、タンドリーチキンを作ったりと気軽に使えるのがコロダッチシリーズの強みです。
ダッチオーブンはキャンプでしか使わないなんて言わせないで、普段の献立のレパートリーに加えるためにぜひコロダッチを活用してみてはいかがでしょうか。
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