こんにちは、soratoieです。
私は子供の頃から色々なことをやってみては、そこまで熱中する事なくすぐ飽きてやめていくような子供でした。
ゲームのように一過性でハマるものはあれどもそれは趣味といえるようなものではなく、それからずっとのめりこめる趣味らしい趣味を持てない毎日…。
そんな自分が空虚に感じて、奥さんに『自分に合っている趣味って何があるかねー』と常々話して困らせていました。
今回はそんな私がキャンプにハマった転機と、月に一回キャンプに行くようになるまでの話を書こうと思います。
目次
キャンプとの出会いは人によって様々かと思います。
私の場合は子供の頃に家族に連れられて行ったのがはじまりでした。
おとなになってからキャンプにはまる前、最後にキャンプをしたのはかれこれ20年以上も昔の話・・・。
小学生の頃、夏休みに親に連れられて富士五湖の一つである、山中湖へ毎年キャンプに行っておりました。
当時は今で言う第二次キャンプブーム。オートキャンプという言葉が聞かれるようになった時期です。ブームに乗って我が家もキャンプにいっていたんでしょうね。
肌寒い朝の空気に綺麗な湖畔とそこから見える雄大な富士山の風景は今でも覚えています。
ですが、それと同時に重くかさ張るテント設営の大変さや、硬い地面での睡眠など、キャンプをするのは大変・・・という記憶も残っていました。
元々都会に生まれて暮らしていたため、自然に触れる事は多くはありませんでした。そのせいか自然に対する憧れのようなものはあったと思います。
晴天の青空が特に大好きでした。
青空や自然が好きな私がキャンプに憧れるのは当然の事だったんですが、なかなか踏み切ることができませんでした。私がキャンプをはじめるのに二の足を踏んでいたのは次の理由があったのです。
子供時代に裏山を遊び回り、蚊に刺されまくりながらセミやカブトムシを探していた私も長い都会の生活で虫が苦手になってしまいました。
虫を素手で掴むとか当時の自分、信じられません。
キャンプに必要なものといえばテント、家族分の寝袋(シュラフ)、家族分の椅子、テーブル、バーベキューセット、等々・・・最低限思いついた揃えたいものだけでもこんなにあります。
これを満足に揃えたければ軽く十数万円かかってしまいます。
長く続けるかどうかもわからないのに、その投資はちょっと…と足踏みしてしまう気持ちは当然です。
ある時、奥さんからこの漫画面白いから見て!と薦められたのが「ゆるキャン△」でした。
ゆるキャン△は女子高生の主人公たちが秋・冬のキャンプを主な題材として、ゆるく見られるキャンプ漫画・アニメです。
薦められても中々行動に移さない私は、「そうなんだねー、今度見てみる」程度の反応しかせず、結局見ることはありませんでした。そんなゆるキャン△でしたがアニメになったという事で少し気になり、見てみたのですがそれが衝撃でした。
「冬にキャンプするんだ!?」
キャンプ=夏という私の先入観が崩れ落ちたんです。なにせ冬にキャンプしてるんですから。
『青空や自然が好き』
『のんびりする事が好き』
キャンプで自分を癒やしてリフレッシュしたい!
キャンプに対して興味が湧いた私は、実際にキャンプをするにあたり今まで踏み切れなかった理由がちゃんと潰せるか考えてみました。
冬キャンプならだいたいは虫がいません。いても冬眠しています。
虫はいないのはいいのですが厳重な防寒対策が必須になるので、まずは初春の寒さが残るくらいの時期から始めてみました。
夏と比較すれば、顔の周りを飛んでうろつく虫はいませんし、地面を這ってシートに上がり込む虫もいません。虫嫌いの人でも、脅かしてくる虫がいなければ快適に過ごすことができます。
年中キャンプに行くことで慣れてくると『虫も自然の一部だし、こんなもんだよね』という考えに変わってくるかも!
その他にも、秋・冬のキャンプには下記のようなポイントが私の背中を押してくれました。
秋や冬の空気は冷たく乾燥しているので、遠くまで景色がよく見えます。
空気感と、目の前に広がる絶景は普段の生活の中でなかなか得られない体験です。
生まれてこの方、焚き火をやったことがないという人もいるのではないでしょうか。私も自分で火をおこして焚き火をするという経験をしたのはキャンプがはじめて。
子供に火の暖かさを感じてもらう貴重な経験を味わってもらうには、とても良い機会だと思いました。
なのでまずは初春や初秋のキャンプが、一番魅力や醍醐味を味わえるのかなと感じています。
キャンプをするにも道具を用意しないといけない、でもそんなにお金は…と足踏みしなくても大丈夫です。いろいろ検討した結果、キャンプ道具を用意する選択肢としては3つあると考えました。
一番大事なのはキャンプの魅力を味わう事。
キャンプ場で一式レンタルしてくれたり、キャンプセットをレンタルしてくれるサイトもあるので、おおよそ1万数千円程度で家族四人分揃える事ができます。
キャンプ場の利用料を含めても2万円くらいで事足りますので、ちょっとした家族旅行と考えれば安めに抑えることができます。まずはレンタルで試して見るのもよさそうです。
使うかどうかわからないのに初期投資が大きくて…という場合は、キャンプ道具を普段の生活に取り入れるという考え方もあります。
例えば、テーブルや椅子などはオシャレなものも多いので、リビングで使うとキャンプ要素を取り入れた素敵なリビングになったり。
全部が全部…ではありませんが、普段の生活で活用できる物を取り入れて決してキャンプのためだけの道具にせずに少しずつ揃えていくのも良いです。
我が家はこの考え方で少しずつ道具を揃えていきました。
ちなみにキャンプの道具は、『キャンプギア』って呼ばれています。カッコいいですよね。
テントも災害時に備えて…と考えると、キャンプだけでない活用ができるのではないでしょうか。
テント一つでも十万円くらいかかるんじゃないの…?と思われがちですが、探してみると意外とお手頃に揃える事ができます。
各社有名メーカーのエントリーモデルであれば、家族で過ごせるテントも4万円程度で購入することもできますし、昨今ではAmazonで売っている中華ブランドではさらに安く入手できます。
そのほか、メルカリでもキャンプスタイルが変わったという理由で多くのキャンプ道具が売りに出されていますので、安めに道具を揃えることもできます。
新品のこだわりがあるわけでなければ活用してみるのも一つです。
いかがでしたでしょうか、キャンプちょっとやってみようかな?と思っていただければ幸いです。
その他にもキャンプの魅力はたくさんありますが、まず『体験してみる』事が一番だと思います。
一度体験してハマってしまうと私のように月一でキャンプ行きたい病になってしまうかも!(実際には、子供や家の予定が詰まっててなかなか都合つけるの大変なんですけどね…)