こんにちは、soratoieです。
最近、Makuakeからキャンプギアを販売する取り組みをが増えてきていますね。
Makuakeは株式会社マクアケが運営するクラウドファンディングサービスで、まだ世に出ていない商品やサービスを応援という形で購入する事ができます。
メーカーにとっては実際に売れる見込みがある商品なのかユーザーの反応を確認する事もできますし、ユーザーにとってもメーカーを応援したりニッチな商品を入手できるという、双方Win-Winなサービスになっています。
そして気鋭のアウトドアブランドであるVENTLAXが、Makuakeで焚き火ばさみの制作プロジェクト『TAKINI TONGS(タキビトング)』をスタートさせるという話を耳にし、私もいてもたってもいられず応援購入いたしました。
結果なんと目標金額の1200%を上回ってプロジェクトが完了!
クラウドファンディングでは応援した金額や早く購入してくれた人に応じたリターンプランがあるケースが多く、私も今回超早割というリターンを目指してアラームまで準備して待機していたのですが、仕事をしていたら完全に出遅れてしまいました・・・とほほ。
今回はそのTAKIBI TONGS(焚き火トング)が手元に届きましたので開封レビューをしていきます。
ちなみにすべてが好みすぎて愛が溢れて出しておりますが、温かい目で見守ってください。
目次
VENTLAX(ヴェントラクス)は株式会社BASEが運営する大阪泉州のアウトドアブランドです。
実店舗は持っておらずネット販売をメインに展開されていますが、2WAYアジャスタブルコットやアルミソロテーブルなど高品質なキャンプギアを開発されています。
“高価ではなくたくさんの人の手に届く高品質を”
という想いを大切にされている事をとても感じますし、モノ作りに対する真摯な姿勢と顧客対応がとても好感を持てるので個人的に大ファンです。
それでは早速開封していきましょう。
まずケースがしっかりしているので、ハイクラスなキャンプギアを手に入れたという感動を与えてくれます。
完全に私の好みどストライクです。
VENTLAXのロゴとTAKIBI TONGSの文字。シンプルな中にもオシャレさを感じます。
もはやこの時点でボルテージは最高潮、カッコ良すぎでしょ。
蓋を開けると、本体が丁寧に梱包されておりその上に封筒が入っていました。
でもみんな最初に気になるのはもちろんあれ。
そうだね、蓋の裏だね。
まさしく焚き火は人生に例えられます。最後まで焚き火を愛し輝ける人生でいたい。
そんな人に私はなりたい。
ありがとうございます、ごちそうさまです。
そして封筒の方を開けてみると
中には取り扱い説明書とステッカー、それとVENTLAXのブランド紹介冊子、レザー紐がついていました。
レザー紐はお好みでTAKIBI TONGSに括り付けられるようについているようです。
取り扱い説明書には大事なことが書かれていますので、必ず読みましょうね。
ブランド紹介冊子にはねこてんちょー(@ventlax_outdoor)のお姿が!カッコカワイイかよ!
ふぅ、箱の開封だけで1ブロックを使いきってしまいました。
では早速本題に入りましょうか。
TAKIBI TONGS本体はクッションに包まれて厳重に梱包されています。丁寧なお仕事です。
取り出すとこんな感じです。
本体は職人が丹精込めて作り上げた鍛造フレームとなっており、使うのがもったいないくらいカッコいい(語彙不足)。
持ち手の部分には欅(ケヤキ)を使われています。
欅材は加工に手間がかかりますが、日本の高級木材として昔から様々な物に使用されてきました。
TAKIBI TONGSでもその性質は存分に発揮されており、木目と色艶そして肌触りに高級感が漂います。
そして持ち手欅部分の先には真鍮の金具が使われています。
金色の光沢がありますが酸素に触れる事で経年変化するため、長く使えば使うほど深い味わいになっていくので今後育てていく楽しみがありますね。
ハサミを自然に広げた状態でちょうど私のiPhone11Proが挟まるサイズになりました。
これは完全に偶然。
iPhone11 Proの高さは144.0 mmなので自然開放状態ではそれくらいになります。
最大ではもうちょっと広がるので太めの薪でも十分挟めるサイズではないかと思います。
TAKIBI TONGSの最大の特徴が、このコイルスプリングです。
通常このタイプの焚き火ばさみは掴む事には長けていますが、使用するシーンでは掴む・放す・掴むという流れを繰り返すため、この放すという行為に慣れが必要でした。そのため使いこなすのに一苦労していた方も多いのではないでしょうか。
TAKIBI TONGSはそこに着目し、コイルスプリングつまりバネの力でそれを解決されています。
バネの力で自然に開くので、『薪を掴んで移動→そして新たに薪を掴む』というこの一連の流れがとてもやりやすくなりそうです。
じゃあバネがあるからといって、強い握力がないといけないのかというとそんな事はありません。
適度な弾力となっているので、軽い力でも十分握る事ができます。
私の手のひらは比較的小さくて中指の先から手首まで17cmなのですが、難なく取り扱いできるサイズ感でした。
先端部分の噛み合わせもしっかりしています。
ピンセットとまではいきませんが、小さな物であっても安々と掴む事ができます。
まだ試せてはいませんが大きな薪でも難なく掴めるのではないでしょうか。
先端部分を内側に角度をつける事で、最大限持ち手の掴む力を焚き火ばさみの先端に伝える事ができます。
そのおかげでこういった小さな木屑も難なくキャッチ。
そんな私的に非の打ち所がないTAKIBI TONGSですが、唯一感じた残念なポイントが一つあります。
それは専用の収納ケースがない!という点です。
せっかくカッコいい焚き火ばさみ。
無骨にいくならそのままでも構いませんが、帆布製の収納ケースで持ち運ぶだけでもまた違った趣があります。
私なら別売りでも買います。あるいはセットでもうちょっと高くても買います。絶対。
むしろ自分で作れってことですね、わかります。
次は裁縫にチャレンジするぞ。
高価ではなく高品質なキャンプギアを、というVENTLAXの想いがまさに具現化されたと感じさせられる一品でした。
私がキャンプギアを購入するときは、このギアが自分におけるベストなキャンプギアになるのか?という事を自問してから購入するのですが、これは焚き火ばさみにおける自分のベストギアだと判断して購入しました。
実際に使ってみた感想も記事にあげていますので、よろしければ参考にしてみてください。
VENTLAX TAKIBI TONGSを使った感想を実践レビュー
ぜひ皆さんも自分のベストギアとなる一品、探してみませんか。